各種イベント・コンクール

わが家のリフォームコンクール (平成21年度)

ゆとりある住まいづくりにつながる住宅リフォームの普及・促進を図るため、リフォーム工事の水準向上に寄与し、今後の増改築の参考となる優秀な事例を表彰しています。

すまいる愛知賞  
愛知県知事賞共有型二世帯への進化<設計者>
塚本 直美/リファイン矢作
名古屋市長賞ひかり壁で家族と時間を繋ぐ<設計者>
半谷 彰英/半谷彰英建築設計事務所
(独)住宅金融支援機構
東海支店長賞
素材の雰囲気を活かしダイナミックにかつ機能的に生まれ変わった住まい<施工者>
中村 尚志/(株)レオック田原かや町店
(独)都市再生機構
中部支社長賞
大好きな海に抱かれて<設計者・施工者>
大場 議正/大場建設(株)
愛知県住宅供給公社
理事長賞
家族の心が元気になる家<設計者・施工者>
三村 卓也・松井 孝充・伊藤 渉・海野 史人・長坂 玲実/(株)レオック つつじが丘設計相談室
名古屋市住宅供給公社
理事長賞
旧中山道沿いの家<設計者>
石川 英樹/(有)ハイアーキテクツ
特別賞
梶浦 博昭
宇佐見 寛
平井 真弓
入選
藤吉 聡
石川 英樹
今泉 雅城・松下 貴裕・海野 史人

講評

審査委員長 小川 正光(愛知教育大学教授)

 最近、街の中を歩いていると、古材をインテリアに利用したり、使い込んだ家具を並べている店舗が多くなっていること、そんな懐かしい雰囲気が、むしろ新鮮に映ることに気づきます。古いものや材料を、その時々の生活に会わせて形を変えながら大切に使っていくリフォームの手法は、循環を意味するエコロジーの思想とも一致することから、現在の生活の中にすっかり定着してきました。

 このような状況を反映して、今年度の応募作品にはインテリアとしても高い水準に達していたものが多く、審査には時間を要し、苦心しました。以前の住宅が持っていた空間・構造の特性を読み解き、上手に活用することで、新しい生活のタイプ・住宅の形を提案した作品や、社会に訴える主張を備えた作品が、高い評価を受けました。

 今年度の作品の主な特徴は、以下の5点でした。

  1. 二世帯の同居、子どもの成長、多様な団らんの形など、家族関係と生活内容が求める条件を満たし、可変的で、長期間にわたって使える提案を行った作品は、リフォームの基本として高く評価されました。
  2. インテリアの質は、大きく向上していました。内容的には、質の高い材料を使った高級感あふれるものと、木質にこだわり、落ち着いた雰囲気のものとに分かれました。
  3. 歴史性の継承はリフォームでしかできないもので、厚みを感じさせました。かつての住宅で使われていた太い梁の小屋組は、先祖が見守るような安心感を生み、町並みを残す外観には、近隣の環境も維持する配慮を感じました。
  4. 自然環境を積極的に住戸内に取り込む、材料の新しい使い方も注目されました。
  5. 高齢者、身障者が使いやすい住宅へのバリアフリー化は、適切に行われ、定着していました。

 完成した住宅で、楽しく生活し、満足されている様子は、どの住宅からも伝わってきました。作る過程にも参加された方は、一層満足されたことでしょう。

参考

対象 

愛知県内で平成19年2月から平成22年1月までの間に工事の完了した、住宅のリフォーム(増築、改築、模様替えなど居住環境の改善のために行った工事)

応募資格 
住宅のリフォーム工事の設計者、施工者または建築主(連名も可)
応募点数 
46点
審査委員(敬称略) 
委員長小川 正光愛知教育大学教授
委 員大坪 一子(社)愛知建築士会女性部会部長
岡田 利一(社)愛知県建築士事務所協会会長
高橋 啓子愛知江南短期大学教授
長瀬 幸男ハウジング&リフォームあいち2010特別委員会委員長
中野 祥司愛知県建設団体協議会愛知県建設組合連合技術部長
宮田 直子インテリアコーディネーター

歴代受賞一覧

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