わが家のリフォームコンクール(平成20年度)

 ゆとりある住まいづくりにつながる住宅リフォームの普及・促進を図るため、リフォーム工事の水準向上に寄与し、今後の増改築の参考となる優秀な事例を表彰しています。

すまい愛知賞  
  愛知県知事賞 両親の家
<設計者>川合 克己/住建築事務所 
  名古屋市長賞 “減築”で甦った手塩の我が家
<設計者>山田 浩/(有)ワイエムディ
  (独)住宅金融支援機構 東海支店長賞 終の棲み家
<設計者>戸田 由信/(株)戸田工務店
  (独)都市再生機構中部支社長賞 ちびちゃんたちのわいわいエコロジハウス
<設計者>加藤 剛嗣/不二木材工業(株)
  愛知県住宅供給公社理事長賞 減築で光を取り戻した家
<設計者・施工者>若杉 祥江/リファイン岡崎北
  名古屋市住宅供給公社理事長賞 マンションでも実現できた、杉板と三和土のある生活
<設計者・施工者>冬頭 克康/(株)冬頭建設
     
特別賞 辻 唯寿
伊東 佑紀乃
八田 真助
入選 久崎 行義
寺下 浩・(株)アーキッシュギャラリー
今泉 雅城
今井 祐紀
講評
審査委員長 小川正光(愛知教育大学教授)
  今回のリフォームコンクールは、昨年と比べ、作品数こそ少なかったものの、それぞれが個性的で、レベルが高く、充実した作品が多くなったという印象でした。説明文と図面を読みとりながら、そこで行われている生活と工夫された点を理解しつつ、楽しく審査しました。
 本年度は、リフォームを行ったテーマの幅が広がり、思い切りよく大胆な変更を行った作品が増えています。以前の暗かった室内が、現在の生活に合った明るいものに変化し、家族が楽しそうに過ごしている雰囲気が伝わってきます。
 リフォーム前の住宅における不満を上手に解決した作品、社会的にもモデルとなる作品が、高い評価を受けました。受賞した作品をはじめとした、今年度の特徴は、次のようにまとめられます。
  1. 高齢者が住み慣れた環境で継続して居住することに主題を置いた、設備・段差などのバリアフリー化がなされていました。建物のデザインと統一された落ち着いたものに成熟していました。
  2. 必要な規模に縮小する「減築」が多く出てきました。生活の合理化に合わせた機能的なデザインが調和していました。
  3. 安全を確保する耐震改修は、基本的な条件です。古民家の古い基礎を活かした独自の工法などが注目されました。
  4. 長い時間を過ごす場であるため、素材に対する関心が高くなっています。古材を探したり、マンションでも土壁・土間を作ったりという回帰派と、無機質な工業製品を活かす派とが対照的で、どちらも成功していました。
  5. インテリアも重要な要素です。玄関を重視する、薪ストーブを使う生活、床の間の造りなど、楽しい空間になっていました。
  6. プレハブのリフォームは難しいものですが、既存の構法を活かした作品が評価されました。
  7. 自分たちの生活の変化に合わせ、時間をかけ、周囲の協力を受けながら、自分たちで工事までした作品は、今後の方向を示唆していました。 

参考

  委員長 小川 正光 愛知教育大学 教授
  委 員 大坪 一子 (社)愛知建築士会女性部会部長
   〃 岡田 利一 (社)愛知県建築士事務所協会 会長
   〃 高橋 啓子 愛知江南短期大学 教授
   〃 長瀬 幸男 ハウジング&リフォームあいち2009特別委員会委員長
   〃 中野 祥司 愛知県建設団体協議会 愛知県建設組合連合技術部長
   〃 宮田 直子 インテリアコーディネーター

各年度の表彰結果

  平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
  平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
  平成23年度