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すまいる愛知住宅賞 (第26回)

「愛知ゆとりある住まい推進協議会」が「ゆとりと安らぎのある住まい」を実現した住宅を毎年募集・表彰する「すまいる愛知住宅賞」も、今回で第26回目となりました。

「安心・安全な住宅」、「高齢者に優しい住宅」、「環境へ配慮した住宅」など様々な工夫を始めとし、人や地域にゆとりと安らぎを与えるようなやさしい空間づくりを提案した住まいを大募集しました。

各賞及び入賞者一覧表はこちら(PDFファイル)

 建物名称設計者
愛知県知事賞Turn,Turn,Turn,(株)bandesign
 伴 尚憲
名古屋市長賞都市にひらいていく家studio velocity 一級建築士事務所
 栗原 健太郎・岩月 美穂
(独)住宅金融支援機構
東海支店長賞
ひとつ屋根の家F設計室
 深谷 朋子
(独)都市再生機構
中部支社長賞
Dragon Court Village一級建築士事務所 Eureka
 稲垣 淳哉・佐野 哲史・永井 拓生・堀 英祐
愛知県住宅供給公社
理事長賞
栄町の光溜佐々木勝敏建築設計事務所
 佐々木 勝敏
名古屋市住宅供給公社
理事長賞
Ark.一級建築士事務所 Vision & Design.
 平岡 晋
愛知県森林協会長賞守山の家林伸嘉建築設計事務所
 林 伸嘉

講評

審査委員長 古谷誠章

 審査委員長をお引き受けして、今年ですでに6回目となります。毎回思うことですが、年を追ってメキメキと応募作品の質が向上しており、それだけ愛知の住まいづくりの裾野が広がっているなと実感します。同時に、愛知での暮らしぶりの多様性と、住まい手が気の合った建築家と出会い、その土地にふさわしく、その家族像にふさわしい家を築こうとする楽しく充実した協働作業ぶりに、感心することしきりでした。

 8月に行われた第一次選考では、応募されたすべての作品をパネルで展示し、直接その場での審査員との質疑応答、また応募者同士の交流などが活発に行われました。会場には設計者ばかりでなく、建て主の姿も見受けられ、その後に続く公開審査の模様を熱心にご覧くださったのもとても印象的でした。

 さて、そんな激戦の中、2日に渡る実地審査を経て今年の愛知県知事賞に輝いたのは「Turn, Turn, Turn,」(弥富市)と名付けられた住宅で、コンクリートのボックスの中をラセン状にスロープが昇り、内部の住空間は木造によって組み込まれるという斬新なアイディア。地震や火災、台風などに対しては外側のコンクリートが守り、室内の生活は柔らかい木の空間で作るという、専門的にもなかなか優れたアイディアです。

 名古屋市長賞は「都市にひらいていく家」(名古屋市瑞穂区)、昨年の県知事賞作者による連続受賞です。思い切って街に開く庭の構成は、どこかでかつての農家の懐かしさにも通じます。他の受賞作の中では、集合住宅である「Dragon Court Village」(岡崎市)の、職住や住民のつながりによる新しい住まい方の提案が印象的です。多様な世代が混ざり合って暮らす、豊かな生活環境の創造につながると思います。

 審査委員長として私は、この賞を通じた皆さんの交流が、来年もさらに広がることを期待しています。

参考

対象

  • 平成21年4月以降に、愛知県内で竣工し、現に居住している住宅
  • ●1戸建て、長屋建て、共同建て
  • ●新築、増築
応募点数
48点
審査委員(敬称略)
委員長古谷 誠章早稲田大学教授・(有)ナスカ一級建築士事務所代表取締役
委 員笠嶋 泰大同大学教授
松原 小夜子椙山女学園大学教授
谷村 留都アール・アンド・エス設計工房
廣瀬 高保(公社)愛知建築士会会長
水野 豊秋(公社)日本建築家協会東海支部愛知地域会会長
朝岡 市郎(公社)愛知県建築士事務所協会会長

歴代受賞一覧

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